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レインボー

Author:レインボー
カクセンジャー レインボー参上!

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世界を平和征服!カクセンジャー!!

次元上昇の時を向かえた地球。 我らカクセンジャーは人類を覚醒へと導き、次なる時代への道標となる!!

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2009.01.22 Thu 10:00
二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は

険しく八月の頭上の空に目をみはり

裾野とほく靡いて波うち

すすきぼうぼうと人をうづめる

半ば狂える妻は草を敷いて坐し

わたくしの手に重くもたれて

泣きやまぬ童女のやうに慟哭する

__わたしもうぢき駄目になる

意識を襲ふ宿命の鬼にさらはれて

のがれる途無き魂との別離

その不可抗の予感

__わたしもうぢき駄目になる

涙にぬれた手に山風が冷たく触れる

わたくしは黙って妻の姿に見入る

意識の境から最後にふり返って

わたくしに縋る

この妻をとりもどすすべが今は世に無い

わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し

激として二人をつつむこの天地と一つになった








智恵子の死後一ヶ月が過ぎたある満月の夜

智恵子の看護をしていた姪が外出から戻ると

光太郎が

「お帰り。今、智恵子が来ているから失礼」

と言って、二階の自室に入ってしまったという

姪は驚き、しばらくして様子をうかがいに行くと

「今智恵子が来ていたんだよ。

ほらコップがふたつあるだろう。

二人でビールを飲んだよ。

智恵子は少しも変わっていなかったね。

若くて綺麗だったよ。」と言う

姪は何も答えられずにいた

「でも月があの松の木まで登ったら

智恵子は行ってしまったよ」

と重ねて語ったという





芸術家同士の壮絶な愛












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